一言要約
すべてのプロジェクトには不確実要因が存在しており、これが多くの問題の根本的な原因になっている。
そのことはみんなわかっていて、プロジェクト計画(見積)時にセーフティ(安全余裕時間)をたくさん組み込む。
プロジェクトの見積時間にセーフティが組み込まれるケース
1. 今まで自分が経験した体験に基づいてセーフティを組み込む場合
2. マネジメントがかかわっている場合、その関っている段階が多ければ多いほど、見積は長くなる。
3. 見積もりした時間がカットされるのを予期して、その分を水増しする。
→これらを全部足すと見積の大部分がセーフティということもある。
たくさんセーフティを見積時間に組み込んでも結局、余裕がなくなる理由。
1. 学生症候群。ぎりぎり最後になるまで作業に取り掛からない。
2. 作業の掛け持ち 作業の掛け持ちをすると、リードタイムを長くする最大の要因である。
3. ステップ間の従属関係。ステップ同士が従属しているから、作業が遅れるとどんどんそれが蓄積する。
→セーフティつけ方を考え直す必要がある。続きは書籍で。
書籍名
クリスタルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
- 作者: エリヤフゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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