御成門プログラマーの日記

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AzureVMの可用性セット(Availability Set)の構成方法【MCP 70-533試験 対策】

Azure仮想マシンの可用性セットについて紹介します。

可用性セットについて

AzureVMは計画外のハードウェア メンテナンス、予期しないダウンタイム、および計画メンテナンスなどによりダウンタイムが発生する可能性が存在します。
このようなダウンタイムの影響を低減するために可用性セットをAzureVMに組み込みます。

1. 計画外のハードウェア メンテナンス

物理マシンに関連するハードウェアまたはプラットフォーム コンポーネントの故障が起こることを Azure プラットフォームが予測した場合に発生

2. 予期しないダウンタイム

ハードウェアまたは仮想マシンの物理インフラストラクチャが予期せず失敗した場合に発生。
ネットワーク障害、ローカルディスク障害などがある。

データセンター全体やリージョン戦隊に影響する停電や災害といった事象によって発生することもある。

3. 計画メンテナンス

仮想マシンのプラットフォームの信頼性、パフォーマンス、セキュリティ向上のためのMicrosoft が実行する定期的な更新

最近だと2018年の1月に実施しています。 onarimonstudio.hatenablog.com

Azure での仮想マシンに対する計画メンテナンスについての記事 docs.microsoft.com

ポータルからの可用性セットの構築方法

可用性セットを新規で作成する際に下記図のような設定を行います。
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障害ドメインと更新ドメインについて

  • 障害ドメイン
    障害が起きた時にドメインを分けておくことでハードウェア障害のダウンタイムの影響を低下させる。

    障害ドメインは電源とネットワーク スイッチを共有する仮想マシンのグループを定義します。
    潜在的な物理ハードウェア障害、ネットワーク障害、または電力の中断の影響を低下させることができます。

  • 更新ドメイン
    計画メンテナンスの影響をなくすために更新ドメインを分けて可用性セットを構成する。

    計画メンテナンスで一度に再起動される更新ドメインは1つずつです。
    更新ドメインを分けておけば、計画メンテナンスの再起動で受ける影響を少なくすることができます。

可用性セットとSLAについて

Azure仮想マシンSLAは可用性セットを組んでいるかいないかで変わるので注意が必要です。

詳しくは下記ページを参照。 Virtual Machines の SLA

可用性セットを構築した際のリソース費用

調査中

可用性セットなしで作成してしまったVMについて

リソース マネージャー (ARM) 環境で既存の VM を新規作成の可用性セットに追加する方法 – Japan Azure IaaS Support Blog

可用性セットはVM新規で作成するときにしか作成できないらしい。

既存のVMに可用性セットを構成する場合は上記ページでも書かれているように
一度VMを停止/削除して再度展開しなおす必要がある。

一度は確認しておきたい参考ページ

Azure での Windows VM の可用性管理 | Microsoft Docs

各アプリケーション層に対して別々の可用性セットを構成する

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/manage-availability#configure-each-application-tier-into-separate-availability-sets

ロード バランサーと可用性セットを結合する

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/manage-availability#combine-a-load-balancer-with-availability-sets

可用性ゾーンを使ってデータセンター レベルの障害から保護する

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/manage-availability#use-availability-zones-to-protect-from-datacenter-level-failures