Developers Summit 2019に参加してきたので、参加セッションを紹介したいと思います。
Developers Summit とは
ソフトウェア開発者、システム開発者、ネットワーク管理・運用者を対象に最新のトピックをお届けします。さまざまな開発ジャンルの課題に応えるセッションと展示、書籍販売もあり、参加者とコミュニティとITベンダーとの交流の場を提供しております。
印象に残ったセッション一覧と感想
Amazonの文化をハックせよ。AWSをフル活用して無人レジの仕組みを作ってみた~横田deGoプロジェクト
Amzon Go風な無人レジの仕組みをAWSのサービスを活用して作った方のお話です。
- 顧客体験を得るためにAmazon Go体験ツアーに参加
- できるかぎりAWSのマネージドサービスを使う
- 影響範囲を小さくするために各々のセンサーや技術を独立させる
- エンジニアとしてベターだと思ったものがエクスペリエンスとしては最悪ということはよくあること
- 実際に店舗を借りてみる
実験とかは自社のラボとかスペースで行われて終わりが多い。だがそれだと本当のユーザーエクスペリエンスは得られない。 - 標準化や正規化よりも顧客体験を実現することを優先しないと失敗する
詳しくはこちら参照 dev.classmethod.jp
Alexaスキルで収益化を目指そう
Alexaの発展で音声による購買の機会が増えている。
Alexa収益化の方法は2つある「AmazonPay」と「スキル内課金」
収益をもたらすスキルについて
- 音声ならではのユーザー体験、音声が圧倒的に有利なユースケースを考える
- 繰り返し使ってもらうスキルであること
スキル内課金のベストプラクティス
- 無料枠でスキルの魅力をキチンと伝える
- 課金のメリットを考える
- 購入を問いかけるタイミングが大事
- 何度も購入を問いかけるのはNG
- ヘルプで購入済みのアイテム状況を伝える→安心感を与える
サポートを、上手く使って迅速解決!‐現場が泣いて喜ぶ問い合わせ方法-
AWSサポートが最近公開したサポートへの問い合わせガイドラインについてのセッション aws.amazon.com
ガイドラインはサポートをうまく使ってもらう目的で作った。
上手な問い合わせ方法はそれだけ解決も早くなる。
- 基本情報は正確に
- 課題を明確化する
- 正確な情報の共有
- 経緯を伝える
デベロッパーのためのAzureクラウドネイティブスタック 〜 提供したい価値からはじめる高速+高可用+高付加価値ソリューション
別記事で紹介します。
サーバーレスで最高に楽しめるアプリ開発
サーバーレスの楽しみは3種類ある
アイデアを即、形にできる楽しみ
- サーバーレスはアプリ開発を高速に行える
- インフラ構築もインスタンス構築もクラウドにお任せ
- 使う機能の定義とコードだけに集中できる
- プロトタイピングでいきなりクラウドに乗せることができる
- 例としてリアルタイムの動画中継と同時配信をサーバーレスで24時間以内に実現
サンプル
アプリ開発に専念できる楽しみ
- サーバーレスは実行ランタイムを手軽に扱える。
- 様々なプログラミング言語の実行ランタイムが用意されている。
- アプリのコード用意するだけでデプロイできる
- コードを変更するだけで周辺に影響がないからランタイム変更も容易。
ピタゴラ装置を組み立てる楽しみ
サーバーレスは、多様な機能と様々なサービスから組み立てられる。
→まるでピタゴラ装置のよう- クラウド内に多様な機能が用意されている
- マルチクラウドでいいどこどりで組み立てられる