Microsoft Build 2022 にオンライン参加しましたので参加レポートと感想書きました。セッションは後程アーカイブ動画が配信されると思うので内容の詳しいまとめとかはせず、感想を述べています。後程、アーカイブ見る方の参考になれば幸いです。
- Microsoft Build 2022
- Microsoft Build 2022 BOOK OF NEWS
- 自分が見たセッション一覧(更新中)
- Microsoft Build オープニング
- Geek of Azure Serverless (Build 2022 編) - 「マイクロサービス x ビッグデータ x イベントドリブン」も実現できる Modern Serverless Architecture の鉄板パターン
- DevSecOps : 開発スピードとセキュリティの両立をめざして
- Azure ハッカソンを運営してわかった「ゼロベース+数日間で何とかなる」クラウドネイティブ アーキテクチャで成功するための秘訣
- 開発者としてどう成長するか
- 世界一わかりみの深いAzureコンピューティングアーキテクチャの選定
- 現場からみたAzureリファレンスアーキテクチャ答え合わせ
- 発信活動を継続しながら楽しく成長する方法
- 私たちはこうして Microsoft Teams でプレゼンやってます
- Microsoft の テクニカルサポートを効果的に利用するには? テクニカルサポートからほしい回答をもらうための問題の説明の仕方、質問の設定を考える。
- 最後に
- Microsoft Buildを振り返ろう「Microsoft Build 2022 Recap Party!!」
Microsoft Build 2022
今回の Microsoft Build 2022 は2022年5月24日~26日の開催です。今回は全世界向けなグローバルセッションのほかに日本の参加者向けの日本時間帯、日本語のセッションも用意され日本の方にも参加しやすいイベントでした。
mybuild.microsoft.com
Microsoft Build 2022 BOOK OF NEWS
Microsoft Build 2022 で発表されたアップデートはここにすべて乗っております。多分皆さんも同じだと思いますが、自分はこれが発表されてすぐにわくわくしながらアップデートを確認してましたね。これがめちゃくちゃ楽しい。
news.microsoft.com
自分が見たセッション一覧(更新中)
今回自分が見たセッションの情報と感想を書いていきます。アーカイブの情報とかも更新されたら追加してこうと思います。
Microsoft Build オープニング
Microsoft Build オープニング
* スピーカー(敬称略):Satya Nadella
2022年5月25日0時に全世界基調講演が開始。自分もはじめて生放送に立ち会いました。サティアのプレゼンとTwitterの反応を聞いてオンラインながら臨場感と熱気を感じました。
Geek of Azure Serverless (Build 2022 編) - 「マイクロサービス x ビッグデータ x イベントドリブン」も実現できる Modern Serverless Architecture の鉄板パターン
Geek of Azure Serverless (Build 2022 編) - 「マイクロサービス x ビッグデータ x イベントドリブン」も実現できる Modern Serverless Architecture の鉄板パターン
* スピーカー(敬称略):Keiji Kamebuchi, Kazuyuki Miyake, Tatsuro Shibamura
Microsoft MVPの錚々たる方々がサーバレスアーキテクチャについて語るセッション。前半はBuildのアップデート内容の中からスピーカーが気になる内容について紹介されていました。
blog.azure.moe
後半は...実は予定が被って最初のあたりしか見れてないという...。アーカイブ出たら見ます。
DevSecOps : 開発スピードとセキュリティの両立をめざして
DevSecOps : 開発スピードとセキュリティの両立をめざして
* スピーカー(敬称略):Daniel Cho, Yuki Hattori
前半MS服部さんによる「DevSecOps」についてお話。タイトルにもあるけど開発スピードとセキュリティの両立って難しいけど、セキュリティが後回しにされがちだけど影響度的には「アプリケーションにおけるセキュリティのシフトレフト」がとても重大だよねって話。後半はGitHubの Daniel Cho さんから GitHubでそんなセキュリティのシフトレフトを実現する技術についての紹介。DevOps使いの自分ですが、レポジトリだけじゃないGitHub のコード解析的な技術は流石と思いました。
Azure ハッカソンを運営してわかった「ゼロベース+数日間で何とかなる」クラウドネイティブ アーキテクチャで成功するための秘訣
Azure ハッカソンを運営してわかった「ゼロベース+数日間で何とかなる」クラウドネイティブ アーキテクチャで成功するための秘訣
* スピーカー(敬称略):Kazuyuki Miyake, Uiko Yokoi
ハッカソンでAzureのアーキテクチャをゼロベースから数日で形にした事例を数例紹介されていました。普段から自分もPaaSのアーキテクチャは数日で構築できますって周りに言ってますが、こうやって他の事例を見ると凄い!!ってなります。ぜひ、弊社でもハッカソン依頼できないかなと思ったセッションでした。
開発者としてどう成長するか
開発者としてどう成長するか
* スピーカー(敬称略):Shohei Oda
勉強するのに効率いいのはInputよりもOutputだよ。開発者として成長するならぜひ、登壇やブログ執筆のようなOutputの活動をしていこうというお話。Outputしようというモチベが高まった。
そしてさすがのおだしょーさん、リアルタイムにインタラクティブにTeamsのチャットとTwitterのコメントに反応されていく手腕がすごい。こういう聞いている人と対話できるスキルを身に着けたい。
下のほうで紹介している「発信活動を継続しながら楽しく成長する方法」も続きとしてみると効果的です。
世界一わかりみの深いAzureコンピューティングアーキテクチャの選定
世界一わかりみの深いAzureコンピューティングアーキテクチャの選定
- スピーカー(敬称略):Takayuki Fuwa, Yasuaki Matsuda, Noriyuki Takei, Masaki Yamamoto
あの「世界一わかりみの深い」シリーズがBuild2022に。自分もブログやYoutubeに普段からお世話になっております。
今回は数あるAzureコンピューティングサービスの中からどれを選択するか、コンピューティング サービス選択フローを用いた考え方を事例とともに紹介されていました。
↓がMS公式のコンピューティング サービス選択フローがあるページです。
docs.microsoft.com
現場からみたAzureリファレンスアーキテクチャ答え合わせ
現場からみたAzureリファレンスアーキテクチャ答え合わせ
* スピーカー(敬称略):浅見 城輝, 足利 惟, 森島 政人, 片倉 義昌
Azure アーキテクチャセンターのリファレンスアーキテクチャはとても参考になるけど、実際の現場ではうまくいかない場合もあるよね。
docs.microsoft.com
このセッションでは、そんな場合にどのように解決されたのかを体験談や事例で紹介していただきました。やはりこういう体験談からしか得られない、トラブルシューティングや技術ってあるなと思ったセッションだったと思います。今回は「基本的な Web アプリケーション」のアーキテクチャをもとに紹介されたのでWebアプリケーション系の開発をしている自分には刺さりましたね。他の事例も聞きたい。
docs.microsoft.com
発信活動を継続しながら楽しく成長する方法
- スピーカー(敬称略):Shohei Oda, 優介 小島
下記の「30代後半になって初めて発信活動を始めたら人生が変わった話」の筆者さんが登壇。
qiita.com
ご自身の経験談から初心者でも始められる登壇活動に対する考え方を紹介されてました。「これからOutputを始めたい」、「Outputはなんか怖い」と思われている方は一度見てほしいセッションでした。
後半のご自身の活動から職場のチームへその文化を持ち込もうとする手法、考え方に関してとても感銘しました。そしてOutput頑張るぞーという気持ちになり、この記事を書いております。
私たちはこうして Microsoft Teams でプレゼンやってます
私たちはこうして Microsoft Teams でプレゼンやってます
- スピーカー(敬称略):Masayuki Mokudai, Taichi Nakamura, Hirofumi Ota
研修やセミナーでTeamsをよく使っているスピーカーの方がおすすめの発表機材やTeamsを使う上でのTipsを教えてくれたセッション。まず機材を買いたくなりました(笑)。
スピーカーの方おすすめマイク。参考になります。
— 御成門プログラマー (@onarimonprogram) 2022年5月26日
ありそうで聞いたことない面白いセッション!!#MSBuild pic.twitter.com/eZmUxIJEYI
こういうご時世で社内外問わずTeamsなどを使ったオンラインプレゼンも増えているのでとても参考になったセッションでした。
時間内に収めることを諦めて2次会があるようです。
jpo365ug.connpass.com
Microsoft の テクニカルサポートを効果的に利用するには? テクニカルサポートからほしい回答をもらうための問題の説明の仕方、質問の設定を考える。
https://mybuild.microsoft.com/ja-JP/sessions/4a63dfba-94c4-4099-b170-46db27ec9f27
- スピーカー(敬称略):Akira Murachi, Akiyoshi Tsuchida, 鈴木 友宏, 田中 孝佳
サポートする側、問い合わせする側両方の目線で、テクニカルサポートへの効果的な問い合わせ方法について考えるセッション。「問い合わせで問題をいかに記述して説明するか」、「問い合わせのゴールをどこに設定するか」、「問い合わせとフィードバック」の3点のテーマで効果的な問い合わせ方法について紹介されてました。こうやって聞くと当たり前と思う方もいるかもしれませんが、意外とできていないことも多く参考になる内容だったと思います。サポートする側の目線に立つことがとても大事だと気づかされました。フィードバックの点数のつけ方が日本が特殊だという話は目から鱗でした。
最後に
実は Microsoft Build に深夜からリアルタイムで参加したのは初めてだったのですが、最高でした。こうやって新しい技術や知識に出会えるとただただ楽しいという感想です。こういう気持ちを他の方にも知っていただきたいと思い今回こういう形で参加レポート(感想文)を書きました。読んでいただいた方でBuildに参加していない方は是非、来年一緒に参戦しましょう。一緒に参加した方は自分が何か言わなくても次回も参加してると思うのでまたよろしくお願いします。
Microsoft Buildを振り返ろう「Microsoft Build 2022 Recap Party!!」
Microsoft Build 2022の振り返りイベントが2022/06/16(木) 13:00〜16:00に開催されます。
自分も参加予定です。こちらもぜひご参照ください。
msdevjp.connpass.com